プロとして震災に学び、生かさなきゃ。

あの日もちょうど

今日のような穏やかな晴天でしたね。

 

打ち合わせの為に

会社を出て市内へ向かう途中

河ノ瀬の交差点に差し掛かった時に

緊急地震速報がラジオから流れました。

 

仙台の友人に電話をするも通じず

ショートメッセージで「大丈夫か?」と

送信したものの

返信はありません。

 

自分は市内の打ち合わせも終わり

16時過ぎに会社へ戻った時、

テレビで東北の大惨事を見て

社員と共に言葉無く・・・

 

あれから9年。

 

まだ、9年なのか?

 

 

さて、「屋根」というキーワードを軸に

幾つもの震災をきっかけに

自分達が専門家として

日々取り組んでいる”仕事”を

防災や減災に向けた活動を始めました。

 

その一つに屋根を軽くして建物倒壊を防ぎ

命を守り、即避難をしやすくする

取り組みを行っています。

 

そして様々な災害による地域の被災状況を

業務で駆使しているドローン技術を生かして

調査への取り組みもスタートさせました。

 

さらに(社)地命協を立ち上げ

建築専門家による

地震倒壊死から命を守る啓蒙活動も行っています。

 

多くの方々が亡くなった

あの地震から9年。

 

僕ら課せられているのは

被災された方々の経験を生かし

建築のプロとして少しでも

地域の減災に向けて取り組み

犠牲者を減らすことなんだ。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで

地震に強く、遮熱工法で暑さ対策も行う

屋根リフォームと雨漏り修理専門の

【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦

(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。