雨対策からのフェイント

vol.2472

「夜中や明け方に

 壁の中がガサガサうるさい!

  寝られんぞ!おい!元職人」


そんなお叱りのクレーム妻からを受け

昨日は自宅をセルフ点検

 

あーーー

多分コウモリだろうな?

 

で、外壁のガルバを一部剥がすと・・・

 

居ました!3匹のコウモリ

 

外壁と透湿シートとの隙間、

通気層に居座っていました

 

一度好かれると

しぶとく居座るのが彼らの特徴

 

親指ほどのすき間があれば

建物のあちこちに侵入します

 

で、今回の入り口は

外壁の通気工法による壁の上端(泣

 

仕方ないので、昨日の日曜に

自分で壁を剥ぎ、追い出して復旧作業

 

プロとしては当然の流れですが

自宅なので完全に“自業自得”

 

いや“Myセルフ”です(笑)

 

自宅は木造なんですが

少し変わった造りをしているため

隙間が多いのが弱点

 

ただしこの「通気工法」ってのは

屋根や外壁の湿気を逃がして

建物を快適にし、寿命を延ばす

素晴らしい方法なんです

 

新築時の20年以上前には

この工法ってまだ先駆でした

 

で、今回のクレーム(笑)で

分かりましたよ

 

雨に対しては完璧に守る技術はある

 

しかし、動物対策は甘かった・・・

 

これが今回のオチ

プロの家でもこういう“穴”がある

 

やっぱ、建築って

自然と少々の生き物が相手です

 

いや〜

まだまだ学ぶことが多いです

 

 

■オフィシャルHP■
http://www.ogasaseikou.jp  

■工場倉庫の暑さ・熱中症を解決&節電ルーフのサイト■
https://www.ogasa-solution.com/

■南海地震へ備えろ! 高知県認定 減災遮熱ルーフ
ガルパワー®

■柱なしの大空間 もはや構造がデザイン
中四国へ初上陸!
スチールアーチ四国

〜毎週金曜日更新〜
■オフィシャルYoutube動画■
https://bit.ly/3z5Elvv 

株式会社オガサ製工 代表:小笠原孝彦
防災士/一級建築施工管理技士
屋根から建物と働く人を守る専門家。
遮熱・防災・雨漏り対策など“屋根の困った”を
高知から四国全域で解決中!

投稿者:

小笠原孝彦

小笠原孝彦(おがさわら・たかひこ)1970年高知県高知市朝倉生まれ 株式会社オガサ製工 代表取締役/一級建築施工管理技士/建築板金一級技能士/防災士/被災建築物応急危険度判定士 高知県を拠点に、ガルバリウム鋼板による遮熱・減災屋根のリーディングカンパニー「オガサ製工」を経営。法人向けには工場・倉庫・事業用施設の暑さ対策や屋根リニューアル、遮熱リフォームの分野で高い専門性を持ち、四国一円で施工実績を重ねています。 このブログでは、現場目線×経営者目線で、屋根の「プロが本音で語る情報」を毎週発信中。 「工場が暑すぎる…」「老朽化した屋根を直したい…」「でも業務は止めたくない」そんな法人様の悩みに寄り添いながら、これまでの建築技術とノウハウ、そして屋根から生まれる“価値ある改善”をお届けしています。