屋根の塗り替えと雨漏り

vol.2023

暖かい月曜の朝

 

この時期は雨が少ないですので

久しぶりにまとまった雨です。

この1ヶ月は

雪害による樋の破損が多かったですが

この雨でマジメな?雨漏りも起きています。

 

 

さて、ある瓦屋根のお宅からは、、、

 

 まだ屋根を塗り替えして

 2〜3年しか経っていないのに

 雨漏りが起きました!

 

 何でやろうか?

 

 塗装業者に責任を取って

 直して貰うべき、デスよね!

 

なんて聞かれますが。

 

実は塗装屋さんは悪くないですよ。

 

雨漏りも直ります!っと説明されたのなら

そりゃ塗装業者の責任はあります。

 

しかし塗り替え後に漏りだしたのなら

それはその時点で屋根の防水寿命が

終わったってコトなのです。

 

雨漏りは決して

塗装では直りません。

 

表層塗膜をキレイにして

基材を保護するとか

表層から基材への吸水を防ぐコトは

抜群に高性能です。

 

しかし、端部や重ね代を

(特に見えない内部)

物理的に止水する性能は無いんです。

(ベランダや陸屋根の塗膜防水は別として)

 

塗り替えは

その素材自体にまだ劣化が起きていなくて

表面を守るコーティング目的と

キレイな色付けが役目です。

 

雨が漏っている状態で

塗り替工事をお願いするなんて

塗装業者さんに

かえって迷惑を掛けるだけです。

 

ま、それを分かっていて

塗り替え工事を

引き受ける塗装業者さんもいますき

ご注意くださいね。

 


それではまた。

 

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高知の【株式会社オガサ製工】
小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。

 

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。